衣替えは順番を変えるだけでラクになる【防虫剤は上に置く】

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衣替えをして半年後、しまっていた服を出したら黄ばんでいた。

そんな経験があると、次の年から衣替えが憂鬱になります。わたしも何度かやりました。

ただ、原因の多くはしまう前の準備にあります。順番を変えるだけで、来年の状態はかなり変わります。

この記事では、毎年やっている手順をまとめました。特別な道具は要りません。

この記事が向いていない人

先に書いておきます。

  • クローゼットに余裕があり、通年で服を出しっぱなしにできる方 — そもそも衣替えが不要です
  • クリーニングに全部出す方 — 保管サービスを使うなら、この記事の手順は不要です
  • すでに毎年うまくいっている方 — 今のやり方を変える必要はないと思います

逆に「毎年なんとなくやっている」「出したときの状態に不満がある」という方には、参考になると思います。

衣替えの順番

結論から書きます。この4ステップです。

順番やること
1クローゼットを空にして掃除する
2除湿する
3完全に乾いた衣類だけを収納する
4防虫剤をに置く

順番が大事です。特に2と3を飛ばすと、4をやっても意味がなくなります。

ステップ1:クローゼットを空にして掃除する

服を入れ替える前に、一度すべて出して掃除します。

面倒に感じますが、ここを飛ばすと意味が薄れます。理由は3つあります。

ホコリが残っている

ホコリは虫のエサになります。せっかく防虫剤を入れても、エサがある状態では効果が下がります。

湿気がこもっている

閉めきったクローゼットには湿気が溜まります。空にして扉を開け、風を通すだけでも違います。

何を持っているか把握できる

年に2回、全部出す機会があると、着ていない服に気づきます。衣替えは持ち物を見直すタイミングでもあります。

わたしは掃除機をかけたあと、固く絞った雑巾で壁と棚を拭いています。そのあと扉を開けたまま半日ほど放置します。

ステップ2:除湿する

掃除のあと、服を入れる前に除湿します。

ここが意外と抜けやすい部分です。服を入れてから除湿剤を置く人が多いのですが、入れる前に湿気を抜いておく方が効果的です。

除湿剤には2種類あります

タイプ特徴
使い捨て水が溜まったら捨てる。安いが交換が必要
繰り返し使える天日干しで機能が戻る。水が発生しない

わたしは繰り返し使えるタイプを使っています。水の処理がいらないのが理由です。

使い捨てタイプは、水が溜まったケースを運ぶときにこぼす心配があります。クローゼットの中でこぼしたら本末転倒なので、シリカゲルのシートタイプに変えました。

センサーで干すタイミングが分かるものだと、いつ天日干しすればいいか迷いません。

梅雨と秋の2回が目安

除湿は衣替えのときだけでなく、梅雨前と秋の衣替えの2回やると安定します。夏の間に湿気が溜まるので、秋の衣替えで一度リセットする形です。

ステップ3:完全に乾いた衣類だけを収納する

ここがいちばん重要です。

洗濯して「乾いたつもり」の服でも、厚手のものは内部に湿気が残っていることがあります。その状態で半年しまうと、カビの原因になります。

やっていること

  • 天気のいい日を選んで、しまう前にもう一度干す
  • 厚手のニットやコートは、風通しのいい場所に半日置く
  • 圧縮袋に入れる前は特に念入りに

**圧縮袋は湿気を閉じ込めます。**乾いていない状態で圧縮すると、半年後に開けたときに悲惨なことになります。

圧縮袋一体型のボックスを使っている場合も同じです。商品ページにも6ヶ月に一度は圧縮を解いて天日干しすることが推奨されています。しまいっぱなしにしない前提の道具だと考えてください。

汚れを落としてからしまう

見えない汚れ(皮脂や汗)は、時間が経つと黄ばみになります。

一度しか着ていない服でも、しまう前に一度洗うのが安全です。特に襟や袖口は残りやすい部分です。

ステップ4:防虫剤は「上」に置く

最後に防虫剤を入れます。

ここが最も間違えられているところだと思います。

成分は下に降りる

防虫剤の有効成分は空気より重いため、置いた場所から下に降りていきます

つまり衣類の下に敷いてしまうと、上にある服には成分が届きません。衣類の一番上に置くのが正解です。

引き出しなら、たたんだ服の上に乗せる。クローゼットなら、吊り下げタイプを使う。この違いだけで効き方が変わります。

わたしは以前、引き出しの底に敷いていました。何年もそれで過ごしていたので、気づいたときは少しショックでした。

種類を混ぜない

防虫剤にはいくつか種類があります。異なる種類を一緒に使うと、溶けてシミになることがあります

パッケージに書かれているので、買うときに種類を揃えてください。前に使っていたものが残っている場合は、取り除いてから新しいものを入れます。

適量を守る

多く入れれば効くわけではありません。収納スペースに対する適量がパッケージに書かれているので、それに従ってください。

過剰に入れると、服に匂いが残ります。

よくある失敗

わたしがやったこと、周りで聞くことをまとめます。

しまう場所を測らずに収納グッズを買う

圧縮袋一体型のボックスは、圧縮できるのは厚みだけで縦横のサイズは変わりません。クローゼットの奥行きを先に測らないと、薄くなったのに入らないという事態になります。

羽毛の布団を圧縮しようとする

商品によっては、羽毛80%未満の羽毛製品やフェザー20%以上の製品は使用を避けるよう書かれています。手持ちの布団の組成表示を確認してから買ってください。

衣替えの日に全部やろうとする

掃除、除湿、乾燥、収納。これを1日でやろうとすると、途中で雑になります。

わたしは2日に分けています。1日目にクローゼットを空にして掃除と除湿、2日目に収納。間に一晩空けることで、湿気も抜けます。

まとめ

  • 順番を守る:掃除 → 除湿 → 乾燥 → 防虫剤
  • クローゼットは服を入れる前に掃除して除湿する
  • 完全に乾いた服だけをしまう(圧縮袋なら特に)
  • 防虫剤は衣類の上に置く(成分は下に降りるため)
  • 防虫剤は種類を混ぜない
  • 1日でやろうとせず、2日に分ける

道具を増やすより、順番を変える方が効果があります。特に防虫剤の置き方は、知っているかどうかだけの差です。

収納グッズについては布団の圧縮袋を使ってみた記事にも書いています。サイズを測ってから買う話は、そちらが詳しいです。

セールやクーポンの情報は、X(@pochiko_otoku)で発信しています。


※本記事は執筆時点での個人の経験と、各製品の説明に基づいて書いています。防虫剤や収納グッズの使い方は製品によって異なりますので、必ずパッケージの表示をご確認ください。

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